乳幼児健診が近付いてくると、お子様の発達について不安になられる方は、少なくないのでは ないでしょうか?
そこで、まず最初に1歳6か月児・3歳児健診の目的について、改めてご説明させていただきたいと思います。
乳幼児健診が行われる主な目的は、障害の有無・隠れている病気などを早期に発見することです。そして、それとは別の大切な目的として、①障害の有無に関わらず、ママやパパに、お子様への望ましい関わり方、環境はどのようなものなのかを知っていただくこと、②子育ての不安を取り除いていただくこと、③子育てで困ったときに助けてくれる人がいるということを知ってもらうこと、などがあります!健診に来ることで、ママやパパが励まされ、より前向きな気持ちでお子様と向き合えるようになることが、何よりも大切なのです。
そんな目的がある乳幼児健診ですが、スッキリとした気持ちで安心して帰られる方もいれば、「不安になるようなこと言われちゃった。。。どうしよう?」と不安やモヤモヤが余計に強くなってしまう方もいらっしゃるのが実際のようです。不安になるような言葉、傷付くような言葉を言われてしまった場合は、「そんな風に言われたら余計に不安になります」とか「では、今できることはどんなことか、教えていただけますか?」と素直に気持ちを伝えたり、質問したりしてみることをオススメします!
(ただ我慢してしまうことは、心の健康に良くないです💡)
ママ・パパが子育てをする上で、安心して頼れる人を見付けることは、とても大切です。お住いの地域の行政の中に頼れる方を見付けるのもいいですが、身内の方であったり、お友だちであったり、園の先生であったり、療育機関の先生、病院の先生など、誰か頼りにできる方を探してみてください!お子様の発達のことで不安なことがあれば、まずは、ママ・パパが安心して話せそうな人に、話を聞いてもらえるとよいと思います。お子様の発達のことについて安心して相談できる方を見付けて、上手にその方たちを頼りながら子育てできる環境を整えていってください。
これからも、皆さまが安心して楽しい子育でができるよう、子育てに関する様々情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします!
心のにじカウンセリングルーム
小井沼 綾香